この島の人たちはよく声を掛けてくれる。
ニューカレドニアマラソン大会参加中に何度も何度もかけられた言葉がAllez(アレ)だ。
日本の大会でよく聞く「頑張れっ!」のように急かすような力強い掛け声というよりも、
「よく頑張ってるね」みたいな穏やかな掛け声に聞こえた。
早朝のジョギングのときはすれ違いざまに、
ランナーや散歩中の方 さらには自転車乗りの方もBonjour(ボンジュール)と声を掛けてくれる。
旅行者として訪れている私は、
このたった1秒の言葉で受け入れてくれているという安心感に包まれる。
創業を目指す方も転職等新たなキャリアを築こうとする方も、
うまくいくか受け入れてもらえるか不安でいっぱいのはずだ。
そんなとき、何気ない一言で安心につながることがあるのだ。
Googleが行っている「心理的安全性」にも通じるものだと思う。
そうした環境下でこそ、その人その人の持ち味が生かされるので効果的な結果が生み出されるのだ。
声掛けの大切さを痛感した。

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